静岡県－V字滝（浜松市天竜区水窪町）

所在地	静岡県浜松市天竜区水窪町地頭方
水系	戸中川支流麻布沢
落差	30m
駐車場所	林道脇
到達時間	1:30
必要装備	沢靴or（スパイク靴）、ロープ（30m×1,10m×1）
滝までの行程	林道→沢沿い遡行
アクセス	水窪市街地から水窪ダムへと向かう。水窪ダムから北東へ800m程進むと林道への分岐があり、林道方面（川沿いの右側）へと進む。ただしこの林道はや崩落や工事によって通れない時があるので注意が必要。(私が訪れた時は林道途中で通行止めになっていて2km以上歩いた) この分岐から約3.4km程進むと「難場道橋」が有りここが麻布沢となる。麻布沢からは遡行となり、最初は緩やかな渓だが徐々に高度を上げていき最初の連瀑帯を左岸から巻いて行くと、V字滝の展望地まで辿り着く。さらに上流部には大滝が有るが、V字滝手前から左岸を大高巻き、尾根沿いを下ると大滝の展望地に辿り着く。大滝の次にある滝は明滝で大滝からはやや離れた上流部に位置する。さらに上流部へ進むとすべり滝、井戸底滝があるが、いずれも道は無く尾根沿いから降りられそうな所を探り滝下へと進むので危険が伴う。麻布沢の滝は一般的なルートでは無く、危険を伴いますので安易な気持ち、装備での入渓は避けてください。
コメント	麻布沢の入り口から進むと最初にある大きな滝、途中連瀑帯の高巻きなど狭い場所をトラバースするので、訪れるには細心の注意が必要。またV字滝の滝前に立つには前衛の滝を越えなければならないので、沢靴は必須となる。 2016年5月5日に再訪し、V字滝下の前衛の滝を右岸から巻いて、滝下へと訪れた V字滝の展望ポイントから上部にある大滝を見ることができ、大滝から下流を望むと見事なV字谷となっている。麻布沢の滝（下流から）：V字滝麻布沢の大滝明滝すべり滝井戸底滝 ※この麻布沢の滝名は成瀬陽一氏が命名したものと思われますので、その表記のまま掲載しております。
訪問日	2015/05/05　2016/05/05