安倍奥の黒ん沢に行ってきました。
大きな滝は無いものの見どころは「七ツ釜」写真で見ることはあっても実際どのような姿か行ってみないと分からないということで、「いちご会」で声掛けをしましたがみなさん都合がつかず結局一人で行くことになりました。
6:30 帰りを考え林道終点から少し手前の路肩に停めて黒ん沢の入渓点を目指します。
6:35 林道終点からやや急な下り坂を降りると入渓点に辿り着きます。
思ったより水量も多く股下位まで水に浸かりながら進みます。
ここは深いので右岸を巻きます。
7:25 入渓して1時間弱右手に山葵田が見えてきます。ここで少し休憩しさらに上流へと進みます。
8:20 更に進んでいくと本流には二段の滝が見えてきます。
さらにすぐ隣の右手には25m程の滝があります。
それぞれ趣の違う滝が流れ込みとても不思議な空間。
ここでしばし撮影と休憩をします。
本流の2段の滝の上にも連瀑帯となっており、右岸を一気に高巻くことになります。
9:30 右岸沿いを高巻いていくと残置スリングがあります。
ここから懸垂で降りる人もいるみたいですがその先に10m滝があり直登は厳しいようなのでここは一気に10m滝まで巻きます。
9:40 10m滝の落ち口に降り立つと次は7m程の滝、ここも右岸を巻きます。
9:50 さらに5m滝が現れます。
釜は深いですがかなり綺麗で多くの魚影を確認することもできます、ここは左岸を小さく巻きます。
10:20 さらに進んでいくと綺麗な斜瀑があり少し上に目をやると七ツ釜が見えます。
ある意味七ツ釜の最下段とも言えそうな場所です。
この滝は直登出来るようですが、無理はせず少し手前から右岸を巻くとちょうど斜瀑の落ち口に降り立つことができます。
10:50 ようやく黒ん沢のハイライト「七ツ釜」が姿を現します。
行った人が絶賛するのも頷ける美しい姿、安倍川沿いにこんな綺麗な渓谷があるとは驚きです。
下から上流へと進みながら撮影していきます。
左手にはお助けロープが残置しています。綺麗な流れが続きます。
撮影しながら1時間半ほど七ツ釜を堪能し右岸を巻いて上流へと進みます。
12:45 途中沢の分岐があり右の沢を進むと階段状の滝があり左手には山葵田跡があります。
ちょうどここから少し分かりにくいですが作業道がありトラバースするように左の沢に向かって進みます。(最初から左の沢に入り作業道を進んでも良いかもしれません)
ここで沢を横切ると明確な作業道があります。
矢印を頼りに進むと小屋がありそのまま下山するように進むと分岐があります。
2-101から降りてきました、そのまま下山します。
さらに分岐があり、下コースへと進みます。
途中に害獣除けのネットが何カ所かあり開け閉めしながら下ります。
13:50 中電の送電線の鉄塔付近は綺麗に草木が伐採されており、伐採した道を下り車を止めた林道近くに無事に帰りつくことが出来ました。
帰り支度をしていると1台の車が降りて来てその方たちも黒ん沢を登っていたそうですが、途中蜂に刺され連瀑帯のあたりで引き返してきたとの事でした。それにしても刺された腕が痛々しかったです。
なかなか機会が無く行けなかった黒ん沢、人気のある沢で特に危険な所はありませんがこの沢にもヒルは居ますのでそこは注意が必要です。
参考地形図
Yahoo!ブログより2015年8月14日午後 9:35投稿の記事