三重県の奥座敷にある湯の山温泉にある蒼滝と潜戸滝に行ってきました。
湯の山温泉でも観光名所となっている蒼滝は以前、蒼滝公共駐車場から遊歩道が続き滝へと行く事が出来たのですが、2008年の豪雨被害により遊歩道が崩壊し川沿いの駐車場から行くことは出来ず、現在(2018年3月)は湯の山温泉街から御在所裏道登山道を使って訪問する事が出来ます。
まずは湯の山パーキングセンターに駐車、駐車料金800円を払いここから県道577号線の狭い道路を登り登山道入口を目指します。
温泉街は狭い道で分岐は幾つかありますが県道を歩いて登って行くと翠明橋が有り、橋を渡るとすぐ脇道に登山道の入り口が見えてきます。
ここまでゆっくり歩いても10分程で辿りつきます。
登山道に入りひたすら登りですが、ロープウェイを見上げながら進むとすぐに蒼滝不動尊に着きます。
この先に登山道の分岐があり、蒼滝へ向け階段を降りて行くと蒼滝に辿り着く事が出来ます。
特に危険な所もなく、若干の高低差はありますが、駐車場所から20分ほどで滝下に着きました。
雨の少ない時期なので水量はそれほど多くはありませんでしたが、雲ひとつ無い晴天でまさに蒼滝の名に相応しい姿を見る事が出来ました。
しばらく蒼滝を堪能し滝下を見ると以前あったであろう橋の残骸や小屋もそのままで、豪雨被害から10年目の今でも下流からの遊歩道は鎖されたままなので、下流側からの遊歩道は復旧する見込みはないのかもしれません。
蒼滝を後にして、次は潜戸の滝へと向かいます。
潜戸の滝はパーキングセンター脇の道を上流へと向かいます。
潜戸橋を過ぎ、堰堤脇を登っていくと潜戸滝0.1kmの標識があります。
この標識に従っていくと川を巻く巻き道なのですが、水量が少なければそのまま川沿いを飛び石伝いで遡ればすぐに滝下へと行く事が出来ます。実際川の水量は少なかったのでそのまま沢沿いをすすみ滝下へと行きました。
潜戸の滝最下部は切り立った崖の間にあり、落差はそれほど大きくはありません。
別名では潜門の滝と呼ばれていてまさに両岸に挟まれ門のように行く手を阻んでいます。
上流へと続く道があったので登って見ると潜戸の滝の標識があり、標識自体は道沿いから俯瞰する渓流瀑を指していました。
湯の山温泉沿いにある2つの滝を見ましたが、撮影を含めて2時間ちょっとで見る事が出来ました。
滝以外にも湯の山温泉からロープウェイで御在所山の絶景を楽しむことも出来るので、家族連れのちょっとしたハイキングでも充分楽しめる場所だと思います。
2018年3月25日訪問